-架空と妄想が入り混じったみちのくの初夏を表現-


レイアウトのこだわり

2013年12月19日 21:29

実感へのこだわり。

線路だけではなく、橋梁や高架橋、架線柱や駅など、鉄道には様々な建築物や施設が関連しています。 実物は経年変化をしてほこりや錆、油汚れなどが付着してきます。   模型上の建築物や施設、構造物の多くはプラスティック製です。 しかしそれではあまりに実感が伴わないため、塗料を塗ることにしています。 「ウェザリング」という技法を用い、模型でありながら、まるで本物であるかのような表現を駆使しています。 これについては多くの愛好者の方が取り組んでおり、素晴らしい作例をたくさん見ることができます。   私はそうした作品を拝見し、かつ実物を観察した上で製作に取り組むようにしています。

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2013年12月13日 11:39

レールへのこだわり。

私はK社のレールを使用することにしました。 複線間隔が33mmと実感的で、道床がしっかりしていること、線路同士の接続が確実であること、などが理由です。   ただ難を言えば(他社の製品にも共通していることなのですが)レールの側面が綺麗すぎて時間に乏しいことが挙げられます。 実物を観察すると、側面はサビや油で茶色に染まっています。 鉄道模型の場合はもちろん線路をそのまま接続すればスムーズに走ることができますが、レイアウトを作る以上はその点にもこだわりたい、と思いました。 そう考えて塗装作業に取り掛かることにしたのです。   ・・・と、口で言うのは簡単ですが、何せこれがメン

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2013年12月12日 21:11

照明へのこだわり

お年玉やらお小遣いを貯めて鉄道模型を買いました。 実際に走らせてその精巧な作りに興奮したことを覚えています。 しかし、走らせてすぐに、 (なんか違うな) と感じるようになりました。   車両は極めて精密で、前照灯や尾灯だけではなく、別売りの室内灯を組み込めば点灯するなど、実車の雰囲気を余すことなく伝えてくれます。しかしながら駅などの各種建物は(加工しない限り)まったく点灯せず、現実の風景と落差を感じてしまったのです。   その頃から車両よりも鉄道の走る風景作りに関心を抱いていた私は、建物の照明方法を考えるようになりました。 とは言うものの、その実現には高い壁がそびえてい

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